XserverVPSでWordPress環境を構築(3)MariaDBのインストール

サーバー
スポンサーリンク

XserverVPSでWordPress環境を構築していきます。Xserverでは無くとも、Ubuntuならば同様にできるようになっています。
3回目は、データベース管理システムのMariaDBのインストールについてです。

MariaDBのインストール

オープンソースのMySQLデータベース管理システムがオラクル社に買収された後、MySQLの元開発者たちがオープンソースとして開発したのがMariaDBです。MySQLと高い互換性があり、MySQLのデータベースやアプリケーションをMariaDBにそのまま移行できます。MySQLよりも迅速に改良が加えられています。
MySQLでも構いませんが、本記事ではMariaDBを採用します。

MariaDBのバージョン確認

MariaDBはMySQLと互換性があるため、コマンドはmysqlとなることに留意してください。

MariaDBの初期設定

対話型で指定していくので、赤字のコメントを参考にしながら入力してください。

設定ファイルの場所を確認

このディレクトリにMariaDBの各設定ファイルが設置されています。

MariaDBサーバーの設定を変更

viエディタでの作業で説明しますが、別のエディタでも構いません。

エラーログの出力

/error で下記の場所を探します。

iキーでインサートモードにしてコメントアウトの#を削除します。
log_error = /var/log/mysql/error.log
:wqで保存して終了します。

修正後は下のようになります。

MariaDBユーザーの作成

MariaDB(MySQL)のユーザーはWordPressで必要になります。

MariaDB(MySQL)に入ります。

MariaDBでユーザー作成のコマンドを入力します。

この例ではadminというユーザーでパスワードをpasswordとして登録しました。
(別途、WordPressのインストールの記事でも説明します。今回はやり方の紹介です。)

MairiaDBを抜けます。
exitで抜けることができます。

MariaDB用3306ポートの開放

FireWallで3306ポートを開放します。
MariaDB(MySQL)に対して外部から接続する際にポートを開けておく必要があります。
外部からの接続が不要なら開ける必要はありません。
WordPressの利用のみであれば、3306ポート開放は不要です。)

VPSの場合は、VPSの管理画面でもポートを開けておく必要があります。

XserverVPSでのポートの開け方はこちらの記事のパケットフィルターの設定を参考にしてください。

ご覧いただき有難うございました。良かったら いいね(thumb up)ボタンをお願いします。

PR

コメント

タイトルとURLをコピーしました