液封マウント物理モデル定数フィッテングツール
取り組み内容
液体封入式エンジンマウントを図のような物理モデルで表現し、各パラメーターの値を求める事例です。

\( K^*_r, K_c, K_{hyd}, M_{hyd}, C_{hyd} \)がパラメーターですが \(K^*_r \)は複素数であるため、全部で6つのパラメーターを同定します。
複素ばねのデータに対し、物理モデルでどれだけ近似した特性を出すことができるか?という問題になります。
【課題】
パラメーター組み合わせが多く、手動で定数フィッティングするのは困難
【解決策】
遺伝的アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)を用いてパラメーター組み合わせの探索を行い、”多峰性問題”を乗り越えて定数の組み合わせ案を抽出
得られた効果
- 手作業ではほぼ不可能な定数フィッティングを達成
- 実行時間も1~2分と実用上問題ない動作環境の実現

Measured Real/Measured Imag:実測値(青色)、 Model Real/Model Imag:GA算出の値を使った物理モデル(オレンジ)
良く再現できた結果となっています。(手作業では、0からここまで合わせるのは非常に困難です。)